2015年12月31日木曜日

FESTIVA2015 性格良し子ちゃん2015年BEST DISC大発表------!!

皆様今年もこの季節がやってまいりました!!!

激動の2015年よさようなら!!

新しい2016年サン、こんにちわm(_ _)m

よく考えたらSNSといえばまだ「掲示板」!!しかなかった時代から
15年以上なぜかAV監督がやってるこのFESTIVA BESTディスク!
FESTIVAっていう言い廻しはもっちろん僕が敬愛する
John Peel御大がずーーっとやってた年間BEST DISCの呼び方をパクった・・・否!
オマージュを捧げたものですが
今年も僕は音楽とおんなのこに救われる一年でしたッッ!!

というわけで性格良し子ちゃん的2015年BEST DISCいきまっすーーーーーーー。





35 Youth Lagoon Save Hills Ballroom



とにかくこの新作で「化け」てしまったYouth Lagoon!
完全にエモーショナルなシンガーソングライター宣言が熱い傑作でした




34 DREAM WIFE



まだフィジカルの音源出てません(泣)でもでもでも
こーーーーーーーーーーーーーのLUSCIOUS JACKSON的完璧なLOFI HIPHOPミーツBAND感
来年に物凄く注目していまっす!

http://www.dreamwife.co/


33 Heyrocco Teenage Movie Soundtrack



トータルのアルバム一枚のFLOWが完璧!! まさかの傑作グランジアルバム!!


32 RAT BOY FAKE ID




何このBEASTIE BOYS&BLURな音!!! 際物っぽいけどアルバム一枚、HIPHOP的&UK的な
EDIT感で統一された優れたPOPアルバムです


31 ANDERSON .PAAK VENICE



所謂「NEU SOUL」と10年代のアップデートされたアブストラクトR&Bの音を使い分けながら
全編をまとめた手法が凄い!! AORアルバムとしても傑作だと思います


30 Mスリー / Your Love



日本で唯一フェアリーズに関してこうしたTEXTを書かせていただいた僕としては


フェアリーズはなぜ物語を必要としない?

今年一年のフェアリーズの動きは、わかる・・・・わかるけども・・・
そそそそそそーーじゃないんじゃないかなぁ!!!!??????
(除く伊藤萌々香様の写真集!!)



って感じだったんですが、この曲は2014年までのフェアリーズ的なPOPNESSに殉じた
素晴らしい楽曲だったと思います。
来年3月発売の新曲「クロスロード」は果たして?!?!


29 Giorgio Moroder - Right Here, Right Now ft. Kylie Minogue




この官能的ディスコグルーヴ!!
僕的にはDAFT PUNK越えの超ーーーーーーーーーーーーーーー名曲!!


28 SOKO My dreams dictate my reality



彼女は現在本国では女優&タレント的な立ち位置っぽいトコロもあるんでいまいちちゃんとプロモーションされなかったのが残念
なGrimes嬢やSky Ferreira嬢のアルバムと同じゾーンで鳴ってる傑作でした!!



27 JUICEBOXXX HEARTLAND 99



上のMV見ていただくだけでモロわかりな「過剰性」!! このこんがらがった分厚い自意識がアルバム一枚分!!
でも彼にはその必然性がある事がわかる素晴らしいアルバムなのです。



26 Doldrums The Air Conditioned Nightmare



ずーーっと彼の事は作品ごとに推してましたがこの新作はトラックメーカーからエモーショナルなメロディーを武器とした
ソングライターへ! 完全にメタモルフォーゼした傑作!!


25 my ex - イエスタディワンスモア



僕の中では完全に日本のダイナソーJr!! 日本で最も素晴らしい「ダダ漏れメロディー」の確信犯
の新作は今回も美メロ&泣きメロの嵐でした!!



24  JAMES TAYLOR BEFORE THIS WORLD




ななななんとキャリア45年で初のアルバムチャート一位作品!!!
「えーーーそれは今やフィジカルのCDなんておじさんおばさんしか買わないからでしょ??」というのは完全に間違っていて!
今回のリリースにあたってYOUTUBEで展開された事前のMOVIEプロモーションはほんとーーに素晴らしくて
それがJTの楽曲が持つ普遍性とあいまったからこそこのヒットにつながったんだと思います!



23 jam city Dream A Garden



僕はトラックメーカーじゃなくてソングライターとして勝負したいんだ!というインタビューを読んで
どんな作品に?!?!と思ってたんですが。ほんとーーーーーーーーに傑作!!
優れたトラックには絶対に唄われるべきメロディーとコトバが埋め込まれているんだなぁーーと実感しました


22 Kahunastyle by Flamingosis



Kahunastyle bandcamp


ひたすら楽しい!!! 気持ちいい!! がエクスタティックにアルバム一枚つづく傑作ダンスポップアルバムッッ!!




21 George Clanton "100% Electronica



完全に「天才」の作品!! この優れたメロディーとエモーションを他のプロデューサーを立てる事で
他者性へと開いた時絶対にブレイクすると思います。凄いアルバムでした!





20 I Don't Like Mondays「TOKYO」



twitterでは何度も連呼しましたがどーー考えても今現在日本で最も優れたAORバンド!!
アルバム一枚通すと1stなので色々と混ざってるけどIDLMは絶対に日本のMAROON 5を目指してほしいし
そうなれるBANDだと思っています


19 Skylar Spence PROMKING



なんか同じような事ばっか書いちゃっててゴメンナサイ・・・なんですがこれも本人がインタビューで
「僕はトラックメーカーとしてよりもっと開かれたポップソングこそが好きだ!!と気づいたんだ」と宣言した後の超絶エモポップアルバム!
これでもっと「本人」が自らをさらしちゃったら絶対に化けると思うノデッス!!



18 Royce Wood Junior The Ashen Tang





「J.dillaも好きだし、70年代のAORも好きなんだ」正にその通りーーーーの2015年に鳴るべき傑作AORアルバムを作ってしまった
LONDONのSSW傑作1ST!!



17 お嫁においで 2015 / 加山雄三 feat. PUNPEE



弊社制作の「BADHABIT」MV制作時のインタビューで言及させていただいたように

PUNPEE氏の「情けない伊達男」感が正に体現された曲&MVで素晴らしいなぁーーー!!




16 Donnie Trumpet & the Social Experiment - Sunday Candy chance the rapper



性格良し子ちゃんでもずーーーっと推してきた

TWILOG

CHANCEの究極的POPNESSが爆発!! そして彼はこーーいうトラックにも参加してて来年ヤバいです!!





15 KISS ME KISS ME KISS ME by ほうのきかずなり





コチラでも熱ーーーくtweetしてしまいましたが

twilog

これは完全に「禁断の多数決」のニューアルバムと言って過言ではないボリューム&世界観!
これが来年以降BANDへどう却っていくのか楽しみーーーー!!



14 BEN LEE Love is the Great Rebellion




近年の活動の方向性は「やややややばいアニキが観念的な方向へいってしまうーーー」と危惧してたりだったんですが
こーーーーーーーーの新作はほんとーーに感動!! テーマを家族に絞った肉体性がコトバとメロディーに転化された傑作なのです!!



13 The Internet EGO DEATH



今作も完璧な10年代AORアルバム!! 聴きまくりましたッッ!


12 GOMESS LIFE



このアルバムの特異性と普遍性についてはコチラでtweetさせていただた通り!

twilog

この音の先にある未来が僕はとても楽しみなのでっす


11 SUGER MAROON5



今年は何故かAOR的な心性を更新しようとする楽曲の素晴らしさが際立ってたんですが
その究極系がコチラ!! とはーーーーー凄い曲だよなぁ・・・・・・・



10 KOHH DIRT



自身のインタビューでも「今作を作る時には生まれて初めてロックを聴き狂いました」と言ってる通り
いままでの「フローが生々しいHIPHOP」からまるでエミネムのように
完全にロックミュージック的な位相へとメタモルフォーゼした大傑作アルバム!!
さらにこのアルバムは全ての曲にMVが作られてるんですがそーーれがまた完璧ッッ!
ROCKミュージックのリスナーこそ聞くべき最新型の音だと思います。



10 Rudimental WE GENERATION




UKにおけるソウルミュージックは宿命的にあらゆる黒人音楽をどうEDITするのか??その編集力の上に
自らの想いを捧げなくてはならないわけですがこのアルバムの「編集力」の素晴らしさ!!
特にこのセクシャルな傑作ラブソングを僕はアホのように聴き狂いました







9 Van Hunt album, 'The Fun Rises, The Fun Sets.



FUNK MUSICとはイコール「官能性」の事で、それを音の構造として有らしめているのはサウンド内の「空間」で
そのもどかしさを埋めるためにメロディーとコトバが鳴るのがファンクミュージック!!
こーーーーーーーーーーーーの大復活作でVAn Hunt兄貴はそれを完全に証明してしまったのでアルバム一枚完全なFUNK MUSIC!!!



8 Miley Cyrus and Her Dead Petz



このアルバムについてはコチラで超ーーーーーーーーーtweetしてしまいましたが

TWILOG

これを「金持ちアイドルの道楽アルバムじゃーーん」と思ってる人はホント真摯に音とコトバに向き合ってないなぁ・・・と思います。


7 maison book girl bath room





tweetさせていただきましたが僕不思議でしょうがないのはこのアルバムは完全に
フリッパーズギターの2ndと同じ鳴り方



つまり「世界を殺す」ためのPUNK MUSICとして作られているのにそうした言及がほとんどないトコロ!
2015年邦楽において、最も優れたデストロイミュージックの傑作だと思います。



6 アーバンギャルド「昭和九十年」




このアルバムに関してはコチラ

天地(あめつち)を動かす歌 アーバンギャルド「ラブレター燃ゆ」のPVを制作しましたー!!

SUICIDE IS PAINLESS アーバンギャルド「平成死亡遊戯」のPVをRECしましたーー!


何度も繰り返しちゃいますけどこのアルバムが邦楽ROCK史において画期的である点は
アーバンギャルドのような密室度の高いアーティストでさえも
今までいた場所に、そこにとどまる事の意味を問い直さざるを得ない
この時代性に対して
松永天馬氏をはじめBANDが2015年=昭和九十年としての答えを出そうとしている
その「誠実さ」にあると思っています。
アーバンギャルドの「嘘」が「本当」になる時代。
そんな世界へ飛び込む覚悟はあるのかい??そのメッセージの明確さにおいて
「昭和九十年」は別格だったと思います。




5 Vince Staples Summertime ‘06



こーーーーーーーーーーーーのアルバムのとんでもなさはコチラのtweetご参照ください!


TWILOG



完全にNIN越え!なこの究極ダウンワードスパイラルソングを聴けッッ!!





4 Alabama Shakes Sound & Color




このTWILOGをご覧いただけば一目瞭然ですが

TWILOG

性格良し子ちゃんは日本一彼等を推してきましたが
そんな僕をしてこーーーーーのアルバムのとんでもなさには号泣!!
まさかこんなまったく「新しいサウンド」が2015年に可能になるとは!!!!
そしてこんな革新的なアルバムがアルバムチャートで一位になるとは!!
ほんとーーーにおめでとう!!!!!!!!


3 BRATS 14歳病



自分でプロデュースしたのをアゲアゲしてどーーすんの?!?!というツッコミもあると思いますが
もーーしわけないんですが性格良し子ちゃんの「耳」を信用頂きたいデス。

それはつまり・・・・・

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー考えても
洋楽&邦楽のROCK史上、こんなけ完璧なLOLITA&TEENAGE ANTHEMは
NIRVANAの「SMELLS LIKE TEENAGE SPIRIT」以来じゃんよ!!!という事です。




この曲が成立するまでには、ほんとーーーーーーーーーーーーーーーーに色々な事があったわけですが
黒宮れい×松永天馬という組み合わせは
血まみれで凛としてPOPで生々しい、SNS時代の「LOLITA」の肖像を完璧に描き出していると思っています。



2 Night Beds Ivywild





こここここのBEASTIE BOYSのPaul's Boutiqueのように十年くらいたつとよーーやく「音楽史」に残る傑作!!
と呼ばれるのが確実な大傑作アルバム!!

その内実に関してはこーーしたTWEETをさせていただきました

TWILOG


僕が不思議なのはもちろん日本の洋楽シーンでは完全無視なのはそーしたメディアに関わっている人達が
ほんとネトウヨ的な「洋楽ウヨ」なのでしょうがないとして
欧米のレビューでも「ドヒャヒャヒャヒャーーーー!! なんすかこの"濃すぎる"アルバムwwwwwwww」
的ほーーーーーーーーーんとSNS的な当事者感覚のないクソ言説でこのアルバムを揶揄しているのが
アタマ悪すぎ・・・と悲しくなってくる感じで。

TRUST ME!! このIvywildはボーカルミュージックが好きな方なら、そしてボーカルミュージック
を制作している制作者なら絶対に聴かなくてはならないくらいあらゆる手法が試されたアルバムであり

TRUST ME TWICE!! このIvywildは恋と愛情という官能性に対してロックミュージックという方法論が
本当に可能な事は何なのか??そこを突き詰めた歴史的傑作だと思います。




1 Kendrick Lamar  To Pimp A Butterfly


もーーーうこのアルバムに関しては日本でこーいうTEXTを書いたのは僕だけだと自負しているので

ケンドリック・ラマー『To Pimp A butterfly』の怪物性とは? ターボ向後監督が独自解読



そこで言い尽くされてますが、このTEXTのラストでぼかした事、

このTPABというとんでもないアルバムが示した「情念」が何故、それを聴く僕等にも繋がっているのか?

それをハッキリ言ってしまおうと思います。


それは確実に「戦争」という事態だと思います。
















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